チャリティグッズで盲導犬支援。商品金額の一部は公益財団法人北海道盲導犬協会へ寄付され、盲導犬の育成・老犬ホームの運営等に役立てられます。

一頭の盲導犬を育てる費用は年間約500万円。盲導犬育成資金の約90％が皆様からのあたたかい寄付金でまかなわれています。皆様の寄付金は盲導犬の訓練のほか、食事や健康管理、施設の管理、盲導犬を希望する人への指導、引退した盲導犬のお世話など、さまざまな費用に大切に使われています。

盲導犬のこと知っていますか？

■ 盲導犬とは ハーネスと呼ばれる白い胴輪をつけ、視覚障がい者が外出する際に安全に目的地へ誘導する為に特別に訓練された犬です。身体障害者補助犬法により、公共の施設や交通機関、デパート、ホテルなどの民間施設などにも入ることが認められています。
■ 盲導犬の役割 視覚障がい者を目的の場所まで安全に誘導すること。 そしてユーザーの良き心のパートナーとしての役割もはたしています。

■ 盲導犬の安全な誘導 - 5つの仕事 -

1. 脇道に曲っていったりしないようにまっすぐ誘導します。
2. 横断歩道の有無にかかわらず道が交わっている所を止まって知らせます。交差点で確実止まることにより、現在地の確認が出来たり、道路に飛び出さないなどの安全を確保することができます。
3. 動かない障害物だけでなく動く障害物（歩行者や自転車等）にもぶつからないように誘導します。また、お店の看板など高さのあるものも障害物として認識しぶつからないように誘導します。
4. 「階段」「ドア」等近くにある指示された目的物を探して主人が触る位置まで誘導します。
5. 犬は信号の色を判断できません。道路を横断する判断はあくまで主人が行いますが、主人の命令によって、危険が生じる場合は指示に従わず、安全を優先します。

■ 盲導犬に出会ったら

仕事中の盲導犬はユーザーの指示に的確に答える為、周囲の状況に気を配りお仕事に集中しています。盲導犬に声をかける、手招きをするなどの注意をひくことをしてしまうと、盲導犬の本来のお仕事ができなくなってしまいます。

盲導犬は健康維持のため食事の時間と量は決められています。 お仕事中に食べ物を与えてしまいますと気が散って仕事に集中ができなくなります。

道に迷っていたり、お手伝いを必要としているユーザーを見かけた時には、「どちらまで行くのですか？」などの声かけをしていただけると大変助かります。

盲導犬は、ユーザーの安全のため、そして社会の一員として皆さんに迷惑をかけないようきちんと訓練・しつけがされています。決してかみついたり、吠えたりしません。排泄（トイレ）のしつけもしっかりされています。また、抜け毛で周りを汚さないよう洋服を着せて出かけることもあります。ぜひ盲導犬の同伴拒否のない社会作りにご協力をお願いいたします。

北海道盲導犬協会公式サイト